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カラスに乗られた孫娘

2歳の孫娘A。さいきん、抱っこしたい愛らしいものを見ると「ぎゅーーーっ!」と言います、抱っこのゼスチャー付きで。
まだ、ほぼ1語文しか話さないので「ぎゅーーーっ!」ですが、「ぎゅーっと抱っこしたいから取って!」という意味です。
私のスマホに収まっている “画像の猫” とか、テレビ画面に映ったパンダとか、動物園で会ったトラとか・・・、届かないから取ってほしい、と。

先日、公園で遊ばせていたら、高い木の上にいる立派なカラスが、大きな声で カァー、カァーと鳴いていたんですね。
Aは木を見上げて「おいでおいで~」と熱心に手招きし、私を振り返って、泣きそうな顔をして「ぎゅーーーっ!」「ぎゅーーーっ!」と 抱きしめるポーズをしてみせました。

そっかぁ、カラスを抱っこしたいんだね…、いやでもカラスは無理かなぁ…
と、なんとなく気をそらしてその場から遠ざかろうとしたとき、なんとそのカラス、地面に降りて来てAの周りをチョンチョンチョンッと歩き回り、しまいにはAの肩と頭にヒョイッと乗ったんです。

驚きました。
小さい子どもだから…とナメての行動でしょうが、Aのおいでおいでに応えてくれた形になりました。カラスのイタズラ心? 社交性?
ほんの5秒くらいのことでしたが、40センチはある大きなカラスが頭に乗ってくれて、Aは、それはそれは喜びました。

以来、どこかへ出かけるときも、家の中から窓越しにも、空を見上げてカァカァ!と言ってカラスを探し、見つけようものなら 大声で「ぎゅーーーっ!」です。

あんまりカラスを求めるので、ぬいぐるみではダメかなぁ…試してみようか…と思って、祖母あかり、ネットで探して買ってしまいました。
ぬいぐるみと言っても、丸っこい可愛い感じのものから、超リアルな ほぼ剥製(怖)みたいなものまで いろいろあったのですが、手触りはスベスベで柔らかいながらフォルムとしては結構リアルなものを買いました(画像、ご覧ください、自分で買ったくせに、部屋に入ったときに見ると 一瞬ぎょっとします)。

Aは大喜びしてくれて、ぎゅーっして、おやつを食べさせて、玩具のベビーカーに乗せて運び、そして一緒に寝ています。
ヒトガタのお人形よりテディベアより、カラスのぬいぐるみ・・・。
ちょっと変わってますね。
でも、いいですね、大好きなカラス(の ぬいぐるみ)の世話をして愛で、何やら語りかけて交流?しているAを見ていると、和みます。

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