お客様(30代男性)からメールをいただきました。ご許可いただいたのでご紹介します。
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郷家さん、カウンセリングありがとうございました。
何を相談したらよいのかも分からないような混乱した状態で伺いましたが、目から鱗の洞察と分析とアドバイスで、帰り道は、目の前が明るく大袈裟ですが小躍りするくらいのかんじになっていました。
郷家さんが、そういう人生になっているんだと思います、とおっしゃったのと、「目的意識」、そして、もう普通に ど真ん中の道を歩けないことについては受け入れるしかない、目指しても仕方ない、という言葉を言ってくださいました。
これからはその言葉に支えられながらやっていけると思います、とても勇気が湧いています。
とはいえ今は やれる気がしていますが、また弱気になるし道に迷うと思いますので、そのときはまた宜しくお願いします! お礼まで。
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メールくださったSさんは、大学を中退してから今まで10年余り、就職しては辞めて転職・・・を繰り返し、ご家族からも心配され呆れられ、ご自身でも、ひとつの仕事を長く続けられないご自分を とても問題に思い、これから自分はどうなっていくのだろう・・・と不安になり自己嫌悪を募らせ、検索していて辿り着いた私を訪ねてみた、とのことでした。
就いた(そして辞めた)仕事の数と 業種の多様なことだけを表面的に見たら、確かに不安になっても仕方がない感じです、特にご両親は。
でも私がオーラを拝見しながらお話を伺っていると、Sさん、「順調」なのでした。メールにあったように、若い時は「そういう歩き方をする人生」になっているように見えたのです。
何社辞めようが、何屋さんをやろうが、そしてそこを離れようが、順調。一本道を行かないタイプ、と伝わってきました。
どういうことかな…と思いながら拝見していたら、Sさんはどうやら、20代30代は、様々な仕事、様々な人々に出会って、とにかく広く人間社会を眺め、また人と交流をして、40代以降で「人の話を聴いて助けたり、人と人の架け橋になるような仕事をする」 “予定” になっているようなのでした。
また、いわゆる「安定」とか「上昇」とか、そういう(ご両親がSさんに求めてくるという “安心な世界” )には、全く向いていない、そんな予定で生まれてきていない、ということも伝わってきましたので、そうお話させていただきました。
そこのところをSさんご本人がご自分に許可していなかった、そんなことじゃダメだ、と思い込んでいた。
だから、どうも しっくりこない、どうしてもやる気が続かない、”これじゃない感” で苦しくなる・・・という状況が繰り返し起こって、それで「いったい自分は、この先どうなってしまうんだろう」と不安に陥っていたんですね。
ご自分にとっての 正解 “以外” のところに自分を押し込めようとしていた、ということです。
自分はどんな人間で、どんなことをやっていけたら自分が喜ぶのか・・・。そこから目を離さない。
それに限るはずなのに、私たちって、特に若いうちは、親の考えや周囲の様子や世の中の常識に照らして当てはめて生きていこうとしてしまうから、分からなくなってしまいがちです。私自身だって大いに身に覚えがあります。
じつはちゃんと分かっているSさん、向いている仕事が若い人には難しい仕事であるSさんです。
安心してご自分の直感と意思に、従っていただきたいと思います。
ありがとうございました。またいつでもどうぞ!

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