「布団に入って消灯した後、頭の中にその日の出来事がグルグル回ってしまって眠れない」
というご相談があります。
終わった会話。嫌な気持ちになった出来事。失敗。
もう やり直すことなんかできないのに、同じシーンを何度も何度も「再上映」して「なんであんなこと言っちゃったんだろう・・・」「どう思われただろうか・・・」「違うやり方ができたはずなのに・・・」と思う・・・。
気づけば午前2時・・・。嗚呼・・・
そう、「再上映」。
問題の場面が、繰り返し頭の中で上映されてしまうんですよね、しんどいです。しつこい。「もう ええて」です。
人の脳って「”まだ終わっていないこと” を異常に警戒する」「緊張状態を維持しようとする」ようになっています。だから仕方がないところはあります。
でも、グルグルは一旦止めて眠りたいですよね・・・。
起きているときのグルグルは、身体的に違う動作をわざわざ始めてみたりすることで一旦収めることができたりしますが、ベッドの中ではなかなか難しいです、寝返りを打ってみる…くらいで。
それでもやっぱり、グルグルを止めようと思ったら、”身体を使って” 別の動きを入れて、「はい、本日はこれでお終い! 続きは明日!」と自分に理解させるのが有効です。
たとえば、こんな方法があります。
①一旦、電気を点ける。えー?目が覚めちゃうと思うかもしれないけど、覚めてよし。
②ノートとペン(ベッドの近くに置いておくといいです、寝ざめに、面白い夢とか思いついたいいこととか書き留められるし…)を手に取る。
※スマホにメモ…ではないです、ノートとペンです。
③気になって眠れないことを、簡潔にひとつだけ書き出す。
④さらに、明日できることを、ひとつだけ書く。
⑤「よし!」「本日はこれにて終了! 閉店します!」とキッパリ言って消灯。
⑥自分に「おやすみ」と “ちゃんと口に出して” 言う、優しくいたわる気持ちで。
残念だった今日の結果を、脳が繰り返し上映するのは、あんなふうに…か、こんなふうに…か「書き換えたい」のかもしれません。
でも、脳内でなんとか書き換えてみたところで、実際に行動できるのは明日。
だから話の続きは「明日の自分」に任せるしかないんですよね。
もやもや、グルグルは、その内容を「書き出す」ことで「頭の外へ出す」ことで、脳に「一区切りついたよ」と教えること。
今日と明日はちゃんと「区切る」こと。
これ、元気で活動していくために、とっても大事なことです。
