「気に入らない現実を変えていきたい」という時に 最も大切なことの一つは
「主体的である」ということだと思います。
お客様から、
・もう長らく、辛い日常が変えられない、
・特に大きな問題はないけれど、なんとなく毎日冴えない気分だ、
というお話を伺っていると必ず気付かされるのは、
そのかたが「主体的に過ごしていない」「主体的に生きていない」ということです。
そんなことを言ったら、
主体的に、と言われても、自分にはそんな力がない。
それが出来れば苦労しない。
主導する誰かに従うしかないし、
環境に支配されるしかない。
・・・そんなふうに言い返されるかもしれませんが・・・。
確かに、何でも自分の思い通りにしようと思ったら、そうはいかないです。
でも、そういうことを言っているのではないです。
「過去と他人は変えられない」という言葉がありますが、
「主体的に生きる」というのは、その「過去」や「他人」という「コントロールできないもの」に執着するのをやめる、ということです。
これは、過去を忘れるという意味ではないし、誰にも頼らない、みたいなことでもないです。
そうじゃなく、自分がコントロールできるもの(=自分の思考、自分の行動)に集中しましょう、そこに注ぎましょう、ということです。
いつもボヤいていたり嘆いていたりする人というのは、どうでしょう・・・、誰かが、何かが、変わってくれたら上手くいくのに・・・と、運を自分以外のものに委ねてしまっていて、結果、人生が停滞しているんじゃないでしょうか?
反対に、(そんなに 素晴らしい状況にも見えないのに!)きほん機嫌が良くて、好きなようにしていて、たとえトラブルを体験しても、淡々と向き合って越えていくような人というのは、まさに「主体的」で、幸せそうではないですか?
許しがたい出来事というのは実際あるでしょうし、信じられないような酷い人というのも確かにいると思います。
でも、それらはきっと、
自分に変えられるものじゃない。
だとしたら そういう “自分には変えられないこと、変えられない人” に自分の大切な時間、大切なエネルギーを費やすのは、もったいなくはないですか?
どこに運ばれて行ってしまうか わからない人生、
誰かや何かのせいで自分は不幸なんだという思いを握りしめているような人生は、
自分の意思でやめることができます。
そのことをどうか、覚えておいてほしいと思います。
変わりたい、でもどこから手をつければいいのか・・・という方、
ぜひ個人セッションをご利用ください。ご相談に乗ります
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