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どうしても縁を切りたい

あんな人とは、今度こそキッパリ別れたい、本当に縁を切りたい。
そう思うのになぜか、関係が続いてしまう、完全な別離ができない。

そういうときというのは、その相手との関係に、終わっていない学びがあります。自分にとって、です。
表面の意識では「嫌い」「考えたくもない」「いなくなってくれ」と思っているわけですが、深いところではその関係のなかでこそクリアできるお題があることが分かっているのです。だから終わりません。

終わってないものを終わったことにするな。ちゃんと片付けてから次へ進め。そう言われています、自分の中の高次の部分から。

だから、逃げ回ったり、偽って解決済みのハンコを押したりしてもムダ、と観念して、取り組むことです。

開き直って自分を正当化したり、相手だけを悪者にして責めたりすることなく、かといって、はいはい全部私が悪いんでしょといじけることなく、
相手と関係する中で感じ取っているはずの、自分の悪かったところや 自分の欠点、弱点を、見つけ出して認める。
そして、そこを許す。

それはなかなか難しいことではありますが、それが出来たとき、相手の嫌いなところ、悪いところを許すことにつながります。
それは「まぁ、いいや・・・」という感覚としてやってくるかもしれませんが、そんなふうに感じられたときにはもう、すーっと楽に、その “どうしても縁を切りたい相手” との縁は、終わりになります。

「嫌い」と「好き」は同じ。
自分にとって必要だから手放せていなかった、というのがほんとのところでしょう。

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