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娘の婚礼

娘の婚礼(第一部:関東編)が、昨日までに無事済みました。
「こんなときなので簡潔に、省略できるものは省略して・・・」という考えと、「やはり伝統的な形できちんと・・・」という(特に先方の)思いの、折り合いの付くところを探ってのものになりましたが、実の部分としてはとても良いものができたかな、と思い、ほっとしています。
九州にいる息子も職場の許可を得て駆け付けることができたので、それぞれ4人家族、計8人が揃っての、温かな祝いの機会を持つことができました。

前にも書きましたが、旦那さんになる彼の実家が、とても立派な、我が家とはまるで釣り合わないお家なので、ここに辿り着くまでの、本人たちによる・・・そして母親同士の水面下での折衝は、すごく苦労の多いものでもありましたが、この異文化交流ともいえるコミュニケーションは、振り返ればとても学びの多いものでした。
私自身は心の中でひっそり、「伝承」とか「破壊と革新」とか「血脈」というもののこと、何より「ご縁の妙」について、思いを巡らせ噛みしめては感謝・・・の機会となりました。

娘たちは、自分たちだけで自由に始めたい、という希望があったというか、軽く考えていたようですが、今回のことを実際に体験してみて きっと、原家族のことを捉え直し、これから作っていく家庭についての思いも、新たにしたのではないかと思いました。

さて、どんな旅が始まるのか・・・。昨日はフォト・ウエディングを見守りながら、いや、ろくに見守りもせず(?)母親2人して大いに語り合いました。力を合わせて、鬱陶しがられない程度の良い塩梅の応援をしていきましょうね、と。

 

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