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辛うじての功績

*「対面セッション休止」延長のお知らせ*
7月21日(水)より 銀座での対面セッションを休止しておりますが、新型コロナ感染症の流行状況を考慮し、引き続き「対面セッションは休止」とさせていただきます。
当面はオンライン・セッションもしくはメール相談をご利用ください。
再開を決めました際にはまたお知らせいたします。ご不便をおかけしますが宜しくお願いいたします。
ご質問等ございましたら、お気軽にメールにてご連絡ください。

じつは、先週末から関西へ行っていました。ずっと延期されていた娘たちの結婚式に出席するためです。
式を挙げた神社は、相手の家が深い関係を持つ神社で とても立派、そこでの結婚の儀式は、私がこれまでに列席した どの式とも違う、おそらく正式な型に則ったものでしたが、とても神聖で美しいもので、家族だけの厳かで温かい結婚式になりました。

婿殿Tくんのご家族とお会いするのは、東京での顔合わせ食事会の時以来2度目でしたが、家のこと、家族のことなど打ち解けてお話しする時間を持てて、とてもよかったです。
かなり違う文化を持つ両家ですが、なんというか、互いに敬意を持って接しているのが伝わり、ああ、こんなふうに出来てこそ、子供の結婚を両家の家族みんなで祝う、ということになるのだろうなぁ、と思いました。

Tくんのお母様は、いかにも賢母ですが心配性でもあり、遠くに住む息子夫婦に「何かしてやりたい」と思う気持ちが時に過剰に行動として出てしまうい、それが息子の負担になってしまう、鬱陶しがられてしまう…、ということを言っていました。
私も同じです。いまだに、あれこれと思いついては余計なことをしそうになっては、いけないいけない、夫婦二人の〈旅〉を邪魔しちゃだめだ、苦労も失敗も彼ら二人の財産だ、と言い聞かせたりしていますから。

でも、至らぬところだらけの母である私ですが、辛うじての功績がひとつあって、
それは、娘にも息子にも
「道を拓いていこうという時は、誰にも頼らず…というのではなくて、必ず誰かに教えを乞うことをし、誰かに助けてもらうことをする」
「一人で何かを成し遂げた経験もよいけど、人に助けてもらい、助けてもらっていることに気づいて感謝できた経験は尊い」
ということを、しっかり伝えられたことです。

どんなルートを行き、何をするのか知りませんが、このたび神前で誓い合って祝福され、晴れて夫婦になった娘たち二人には、出会う人たちに助けてもらいながら、思い切って たくさんの胸躍る体験をしていってほしいと思います。

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