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大きな節目を迎えたお二人の共通点

今週ご来室くださったお二人の男性。それぞれ複数回いらっしゃっている方ですが、今回はお二人とも、大きな「節目」を迎えてのご来室でした。
お一人は「断ち切る決意表明」を、もうお一人は「転職のご報告」をお話しくださいました。

暮らしというか人生の歩き方をガラリと変えることになるお二人に、私は共通のものを見ました。
どちらも、人によっては不安や怖さで尻込みして動けないようなタイミングにありましたが、(お二人とも、それぞれにさんざん逡巡した時期がありましたが、そんな時間を経て今は、)とても清々くて希望に満ちた風情をしてらっしゃいました。

それから、もうひとつの共通点ですが、お二人とも、去ることを決めた(愛想をつかした)組織から、そしてそこで出会った人たちや仕事から、自分はたくさんのものを得た、ということをきちんと認識できていました。
「まぁ、いいことも無かったわけじゃない」みたいなふわっとしたものではなくて、しっかりと、自分にとっては〇〇という学びがあった、こういう経験は貴重だった、こんな善い人たちと出会えた・・・と、たくさんの〈宝〉と〈課題〉を拾い出していました。「けり」をつける、とはこういうことだ、というお手本のようだなと思いました。

義理とか しがらみ とか 惰性とか・・・、そういうものに私たちはつい、流されて過ごしてしまうものですが、「これからは好きに自由にする!」「これからが自分の人生の本番だと思っている!」という元気な宣言を ご自分に対して出来たお二人は、きっとその宣言どおりの楽しい人生、苦労はあるかもしれないけれど幸せな人生を進めていくことと思います。

お二人とも、もちろんここへ至るまでにはたくさんの葛藤や腹立たしさや悔しさや惨めさなどを体験したとは思いますが、それよりも心から「感謝」が出来ているのがすごくて、そう出来る人だからこその “引きの良さ” “運の良さ” をお持ちだな、と私は確信しました。そう、不平不満や嘆きばかりを口にし、「~~のおかげ」ということが分からない人に、運の良い人っていないものなのです。

お二人のますます幸せな人生をお祈りしています!

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