BLOG

どういう人と繋がり、どういう人とは関係しないで生きていくか

苦手な人、好きじゃない人との「憂鬱なつきあい」に関するご相談は少なくありません。
その人と接する度に疲れる、ネガティブな考えが伝染するのを感じる、なんとなくアンハッピーな気分になる、自分の元気や善き心が萎んでしまう気がする・・・。
でもその人は、職場の同僚、ご近所さん、子どもの学校がらみで関わっている人、あるいは身内の誰か・・・というふうに、”嫌だからって、離れるのは簡単じゃない” という ・・・。ほんとに困りますね、ご苦労様です。

だいたいこういう話においては、片方だけ(こちらだけ)が困っている、苦労しているものですよね。
たとえばその相手は、自分の話(自慢であれ愚痴であれ)は延々とするくせに、こちらの話はろくに聞かないか、逆に過剰な関心をもって聞いては 雑な批判や役に立たないアドバイスをしてくる。人の善意や思いやりに鈍感で平気で利用してくる。言い訳が多い、陰口が大好き。約束を守らない・・・。とにかく心の器の容積が少なくて その容器に「蓋」がないから中身を漏らしまくる、飛散させるんですよね。自分勝手で、相手の身になるってことが難しい・・・。
「素直さ」とか「親しみ」とか「親切さ」でラッピングされている場合も多いですが、まぁ「失礼」なわけですね。
他者と自分の境界を弁えていない、無神経な人、ということになると思うのですが、そういう人のそういうことって、なかなか改善するものじゃありません。

だから、その相手の考えや行動には、あえて反応せず(どうしても相手の土俵に乗ってしまい消耗することにしかならないから)、とにかく離れることですね。
上手な離れ方を考えましょう。ご相談いただければ一緒に考えます。”手強い人” っていますからね。

 

それでですね、そういう人とは なんとか心の距離を取ってやっていく一方で(というか、そんな人に “捕まってしまう” 私であったことについては ちゃんと認めて、変わっていかねば…です)、
自分が好きだと思う人、大切にしたいを思う人との関係のほうを、大事にしていきましょう。

大人になってからの友人とのつきあいって、子ども時代、学生時代までのそれと違って、ほったらかしておいても なんとなく続いていく…というものではないことのほうが多いですね。
だから、好きだなぁと思える人、困ったときや人生どん底だというときに思い浮かぶ人、あるいは何にもないときに連絡を取って喋りたくなる人・・・、そんな人がいるとしたら、その人のことは大事にしましょう。
大事に “思っている” だけじゃなくて、それを伝える「行動」を、ちゃんととる、ということです。

そういう人って、何人も要らないというか、人生においてそうそう何人もいるものじゃないですが、やっぱり、豊かな人生、成長していかれる幸せな人生には、よい友人は必要だと思います。
縁というものは、巡り合ったなら維持して大事に育てていかなくては☆

大事な人を大事にできていて、自分はそこを拠り所にできている、と言える人は、
大事にする必要のない人(との関係)もハッキリ「要らないなぁ」と思えますから、(心の中で)ごめんなさいね、つきあえないです、さようなら、と言って離れることができると思います、不安になることなく。

そう、離れられない、離れる勇気がない、という人は、不安で、寂しいのです。
その、自分を憂鬱にし困らせる人も 寂しい人だから(がさつで元気そうに見えてもね)、自分の不安や寂しさと組み合わさりやすいわけですね。

どういう人と縁を持ち 繋がっていくのか、どういう人とは関係しないようにするのか。
それは本当に重要なことですね、生活、人生において。

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP