初めてお会いする(あるいはスカイプやメールでご相談くださる)お客様が、
「自分の話は さっぱり要領を得ないですみません」
「どこから話せばいいのかわからなくて、ゴチャゴチャしてしまってすみません」
「メモは作ってきたのに、話がすっかり そこから逸れてしまいました」
というふうにおっしゃって謝られることが、よくあります。
でも私は、
どこからお話しくださっても、こんがらがっても、脱線しても、よくわからなくなってしまっても、
ほんとにどんなふうであっても全く構わないのです。
質問させていただきながらお話を聴き取っている私は、頭の中でいろんな作業をしているんですね、ただ デデン!と座っているようでも。
そうしながら、さて今どういうことが出来るかな、この方には何が最善だろうか、と思案しています。
お客様が改めて眺めてみることが出来るように、お話に、ある加工を施して テーブルの上に載せたりすることもあります。
それを見たお客様の反応を見て、また考えます・・・
・・・そんなふうにセッションしながら、
お客様が 何か いいこと閃いたり、感情的に刺激を受けることによって内なる何かと対面したり、これで行ってみようかな、とか、これでいいんだな、とか、明るい新しい気持ちになっていってくださるのを目指しています。
初めから整理されている上手なお話をされる方もいらっしゃいますが(あちこちで言い慣れてるのかな?)、そういう方って実は『タイミング』に来ていないもので、大きな変化の波を呼べずに、カウンセリングは終了となることが多いです。
まだ心の準備ができていない方ほど、よく出来た まとまっているストーリー を語られるわけですね。
だから、カウンセリングを思い立ったのに うまく話せるかな…と心配になって躊躇ってしまう、という方には、
「思いつくままに話せばそれでOK、
まとまらない話と言葉にならない部分、そのどちらもを郷家さんは受け止めて返してくるはず・・・」
そう思っていただきたいです。
楽な気持ちでいらっしゃっていただきたいと思います。
きっと、案ずるより一度来るが易し、です
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