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「部屋=心」は本当

お客さまから「長年、どうやっても片付けられなかった部屋を片付けることができました」「というか、部屋に物が多くて整っていないことが耐え難くなって、相当キレイさっぱりさせました」と報告をいただきました。

「部屋=心」ですから、「心」を常に占めていた不要なモノを手放すことに成功して、その “整った状態” の快感を知ると、「自分の部屋」の方も、整えずにはいられなくなるのだと思います。

かくいう私もこの数年、大掛かりな断捨離に励みました。
結婚と同時に建てて子供二人を産み育てた家の、30年分の不要品の処分といったら・・・!、もう「t(トン)」レベルで物を捨てたと思います。

私たちが物を捨てられない理由は、思い出の詰まった物だから…、またいつか使うかもしれないから…、高価な物だから…、記念品だから…、頂き物だから…、というふうに、それぞれの物に関して、あるわけですが、それはやっぱり「過去や未来に物の意味を持たせている」ということなんですよね。
「今・ここ」で必要かどうか、になっていない、今を十分に尊重できていない、ということ。

こんまり先生は、物の選択の基準を「ときめくか、ときめかないか」と言いますが、それも、「今・ここにいる自分にとって どうなのか」ということなんですよね。ときめき、感動は全て「今・ここ」にしかないものなのだから。

冒頭のお客様の心も、長らく、過去へ引っ張られ、未来に微かな希望を抱くことはしても、「今現在を生きているか」と言ったら、「できていなかった」。

それが、今・ここで、自分はどう感じ、どう考え、どう行動したいのか、ということを明らかにし、何と何を大事にしたいのか、それ以外は要らないんじゃないか、の問答が済んだことで、心が整ったんですね。それで、部屋の方も、整えずにはいられなくなった、ということでしょう。

おもしろいです。素敵です。

整って余裕ができた清らかなスペースには、新しい何かが必ずやって来ると思います🍀

 

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