郷家さん、先日は貴重な時間をありがとうございました。私はこれまで、子育てのことや夫婦関係の悩みを、それぞれの専門家に相談したことはありましたが、その具体的な話はその都度とりあえず解決しても、胸の奥に大きくて重い鉛の塊みたいなものは、ずっと変わらずそこにあることを感じていました。
それが先日の郷家さんとの出会い以来、明らかに軽くなっていく予感が、はっきり生まれました。これには感動しました。
郷家さんの、豊富なご経験から来る本物のお話と、この人は、上辺ではなく本当に理解してくれているんだということが伝わってくる反応に、私はいつの間にか何も警戒せずに自分の話をしまくってしまいました。私は人見知りで口下手なので、私にもあんなことがあるんだと驚きました。
それから、何よりも特別なカウンセリングだったと思ったのは、どんな辛くて悲惨な出来事が人生に起こっても、どのひとつたりともそれを他人事にしないこと、全部「自分の体験」にする、という意識を常に持って過ごすことが、人生を望むものに変えていくことになる、と教えていただけたことです。
「こんなの私じゃない」「こんなの私の人生じゃない」という姿勢は、もうやめたいと思います。
今年は令和「元年」ですが、新しくなる私の人生も「元年」になる(そうしよう)と思っています。
また話を聞いていただくために予約させていただきます。よろしくお願いします。
初めていらっしゃったHさん(40代女性)からセッション後にいただいたメールを、ご許可を頂きご紹介しました。
胸の奥にある「大きくて重い鉛の塊」に迫っていくには、その上層にある「具体的な話」にまつわる感情を、それがたとえ不快なものであっても、ちゃんと見て、味わう、という訓練、習慣が、先ず出来ていることが必要です。
Hさんは、それを嫌というほどやってきていたので、その奥にある「鉛の塊」に取りかかるタイミングを迎えたのだと思います。
困難の意味や目的に気づけずに、ひたすら対処するだけ・・・という人生も、困難に向き合えずに逃げ回ったり誤魔化したりズルしたりして幸せぶる人生も、なるべくだったら卒業して、その先へ行ってみたい。私はそう思っています。
だから、なんであれ身に起こったこといっこいっこを、ちゃんと味わって、そして自分のものにしていこうとする人の応援は、とても嬉しいです。
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