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自分に嘘ばかり吐いていると自分を嫌いになる

少し前にテレビで、今の若手は会社の忘年会への出席を拒む・・・という話をやっているのを見かけました。
正式な(?)忘年会ひとつくらいは行っておいても・・・とは思いますが、時間外はご免、なんでしょうかね。

でもお客様のお話を実際に聞いていると、なんとなく断れない飲み会やら何やらに、苦労している人は多いのだなぁと感じます。
職場の話だけでなく、行っておいた方がいいかなぁ・・・と思って参加する会合あれこれが、皆さん複数あるようです。
気が進まない集まりだといっても、行ったら行ったで、つまらなそうにしているわけにもいかず 盛り上げちゃったりして、お開きになった後には「楽しかったですね!またやりましょうね!」のメッセージまですぐさま送信しちゃったりして・・・、はぁ・・・何やってるんだろ私・・・ですね。

 

私も昔はそんな感じでした。
どのグループの飲み会にも、誰より喜んで参加してると思われていたんじゃないかと思います、ほんとは大抵行きたくなくて、行っても早く家に帰りたかったのに・・・。我ながら苦笑します。

「あかりさんが来なくちゃ始まらない」を真に受けて、頼まれてないのに名ホステスになってみんなの話を聴き面白い話をし、いつでもどこでも “最高に楽しい飲み会” にすることを自分に課していました。
飲み会に限らず仕事でもなんでも、過剰に頑張っていましたね。通常モードの設定が 変だったと思います。

あれは子ども時代からの悪いクセで、もう無意識なものだったわけですが、あの、どこに在ってもうまくやれていて高評価を得ていた割には何故か虚しかった感じは、思い出すだに苦々しさでいっぱいになります。

もう放棄したい、好きなようにしたい、”感じ悪い、近寄りがたい、マイペースな人” とかになってみたい・・・、そんなふうにも思ってみても、当時の私には難しかった。
でも、今思うと、あんな演技、あんな嘘 と引き換えに失っていたものは、なかなかに大きかったと思います。

 

自分に嘘をついて調子のいいことをやっていたり、自分の感情に蓋をして無視して生きることを続けたりしていると、人って、自分の本当の気持ちや欲求がわからなくなります。

そして、自分の気持ちや欲求がわからない人って、自分のことを好きじゃないはずです。(どうでしょうか?)
自分のことを好きじゃない人が幸せであるはずはなく・・・・・・

なので、もちろん適当なやり方、振る舞い方ってものはありますが、できるだけ自分の心に正直に誠実に行動することを大切にしてほしいと思います。
そこを蔑ろにして “いい人” とか “デキる人” をやり続けても、真の充足感、真の幸福感は、得られませんのでね。

どうぞ、誰よりもご自分を優先し、ご自分の心が安らぐこと、喜ぶことを選び続ける・・・ということは譲らずに、様々なお付き合いを楽しんでください☆

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