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安全な居場所を持つ【お客様からのおたより】

郷家様
昨年は本当にお世話になりました。
思い返すと初めて伺った頃の私は、自分のことが嫌すぎて、早く変わりたくて、とても焦っていました。
でも郷家さんは、変わりたいと強く思うときこそ安定した居場所を持ちましょう、と言い続けてくださって、初めの頃は正直、なんで「安定した居場所」なんだろう…と理解できないところもありました。
でも今はよく分かります。変わりたくて焦って単独で力づくで進んでいこうとしていた私は少しも変わっていなかったです。今なら「そういうところだよ!」と突っ込めます(笑)
途切れ途切れになってしまったカウンセリングでしたが、伺いさえすれば郷家さんが、どんな状態、どんな気持ち、どんな思考の私のことも、お見通しで、快くガッチリ受け止めてくれると分かっていたので、続けて来られました。まだまだ…かもしれませんが、とりあえず自分を褒めたいと思います。
郷家さんはもはや私の安全基地です。予算の関係で遠ざかることがあっても、どうぞ今後とも宜しくお願いします!

Tさん(30代女性)からいただいたお便りを、許可を頂きご紹介しました。

Tさんは勉強熱心な方で、初めてお会いした頃は、たくさんの本を読み、心理系、自己啓発系のセミナーに通い、自分は今こそ変わりたいんだ!という意気込みに溢れていました。
でも、なかなかうまくいかない、とおっしゃるのでお話を伺うと、気持ちを開示できるような場所、心の安全基地となるようなコミュニティーを、家庭、友だち、職場、趣味・習い事の場、SNS上・・・の何処にも、持ってらっしゃらなかった・・・。

暮らしに満足していたり、不満があっても動けずにいる、動く気がない・・・というときは「安定」しているわけですが、「変わりたい!」というときに取っている姿勢は前傾だし不安定です。土台がグラグラなところで焦って藻掻いても、なかなか進みません、変われません。
それで「変わりたいと強く思うときこそ安定した居場所を持ちましょう」ということを強調してお話ししました。

人は、誰かひとりでも、安心・信頼して心を開き、ありのままの自分を受け止めてくれる人がいると、勇気が出ます、自分は大丈夫だ、と思えます。
自分にはそういう人はいない・・・というときは、お金をかけることにはなりますがいっときのことですから、カウンセラーを利用するのも良いと思います。私もこれまで、たくさんのカウンセラーのお世話になりました。

変わりたい、と思ったときは先ず、「理解し受け止めてくれる人」「安全な居場所」の確保。そう思っていただきたいです。

Tさんは、根気強く通ってくださいました。
きっと “望んでいた私”、”自分のことを気に入っている私” になられたことと思います。

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