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インナーチャイルドとの信頼関係

移転のお知らせ
郷家カウンセリングルームは、来月2月1日(土)に銀座6丁目に移転します。
詳細は 1月18日のブログACCESS のページにてご案内しておりますので、ご覧ください。
1月31日(金)までは現在の築地ルームにて営業しておりますので、ご利用ください。

両親が、”誰が聞いても酷い親” だったらよいのです(セラピーに向かう時の話です)。
たびたび暴力を振るって怪我をさせてくる、とか、食事を作ってくれない、とか、家のお金をみんなギャンブルに使ってしまう、とか、外に愛人を作って出て行ってしまい帰ってこない、とか・・・。
そんなふうだったら堂々と「私は傷ついている」「親を憎んでいる」「親への感謝も愛情などない」と言えるから。

でも大抵の親は、そんなふうではない。
「悪い人じゃない」「病気がちだった」「一生懸命育ててくれた」「とても教育熱心だった」・・・

でも、小さい頃を振り返って、もしあなたが、
無邪気に振る舞い、思ったことを言い、やってみたいと思ったことをやり、わんわん泣いたりゲラゲラ笑ったり地団駄踏んで怒ったりぼーっと空想の世界を旅したり・・・というような “子どもらしい” ことを、
した覚えがない、そんなことを安心してやれる環境ではなかった、自分は大人びた子どもだった、いつも緊張していた気がする・・・としたら・・・(そういう人はとても多いです)、
そしてそのことと、今の自分が生きづらさを感じて苦しんでいることが、うっすらとでも繋がっていることに気づいたなら・・・

親ではなくて自分の味方を、全面的にしてあげてほしいと思います。
ついつい、親のことを庇い、親の味方をしてしまうものなのですが・・・、でもそれをやめない限り、インナーチャイルドは大人のあなたに協力してくれません。
インナーチャイルド・・・内なる子ども・・・「子ども」の協力???と思うでしょうか?

子どもだからって侮ってはいけません。
インナーチャイルドが拗ねていたり元気を失っていたら、人生はうまくいかないです。

インナーチャイルドって、創造力だし叡智の部分でもあるのです。
だから、弱っているその部分への手当てはとても重要。

ぜひ、時間と労力を使って、積極的に、意識的に、癒していきましょう。
まずはインナーチャイルドとの信頼関係です。
長らく・・・ほんとに長らく、放置してきたわけですから、そうそう簡単に信じてくれないでしょう、
「私の話なんかどうせちゃんと聞いてくれないでしょ?」って思われているはず。

絶対に「親にも事情があったんだよ」とか「どこの家だって似たようなもんだよ、いろいろあるんだよ」とか「親には感謝しなくちゃいけないよ」とか言わずに、ひたすらチャイルドが口を開いてくれるよう寄り添うこと、ずっと一緒にいて、もう二度と一人ぼっちにはしないということを、伝え続けてあげてください。

とにもかくにも、大人の私が幸せになろうと思うなら、インナーチャイルドとの信頼関係が大事です。

昨日も、自分のチャイルドはしゃべってくれない、膝を抱えて背中を向けている気がする、という方が来られました。
Yさん、ベストなタイミングで来られた方。
サポートさせていただきますからよろしくお伝えください、リトルYちゃんに。

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