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周りを見ていない

生きることに苦しんでいる人は、自分のことしか見ていない、ということが多いです。
「いいえ見ています。周りを見て自分を見て、その上で自分だけがどうしてこうも恵まれず辛いんだろう、と思うのです」
と反論する人もいるでしょうが、そういう人も、見ているのはやはり、自分の心ばかりです。

辛いと感じる心はどんどん閉じていくので仕方がないのですが、「なぜ私ばかりがこんなに苦しい思いをしなければならないんだろう」という思考や、誰かや世の中を妬んだり恨んだりする気持ちは、自分をますます苦しめます。

辛くなくなれば周りを見る余裕も出てくる・・・、そういうものでしょう?と思うなら逆で、周りを見る余裕を失っているから辛いのだし、”閉ざさず” “開け放つ” ことによって、狭く硬くなっている心の中に、自分の外側にあるものを受け付け空気を循環させてみるのが早く楽になる道です。

そのことをどうか、信じてみてほしいと思います。

自分の状態と関係なく、いつも温かいもの、いつも美しいものは、必ず在ります。
それらに気づければ ただ それでよい。そこから始まります。

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