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帰省したら出来ること

今年は数年ぶりの帰省をします、憂鬱です、というお客様が何人かいらっしゃいました。
お仕事や結婚で実家を出て距離を取れていた人が、実家でご両親、ご家族に会うと、「もうすっかりお終いにできていたはずの話が、終わってなどいなかった」ことを思い知らされる・・・というのは、よくあることです。
何も言わず、何か言われても受け流し、揉めたりすることのないようにだけする。〇日間の辛抱だ・・・ということなのかもしれませんが、それでも相当、心理的に消耗するだろうなと思います。

でも、仕方なく・・・であっても帰って会うことを決めたなら、せっかくの機会だ、と思って腹を括って臨んだほうがいいと思います。
いつもお話しすることですが、人生、やって来ている課題を無視したり解くことを回避したりして、逃げ回っていたらもったいないです。というか、いずれ それでは済まなくなりますし。

心の中に、サブカメラ(引いて俯瞰するカメラ)を設置しておいて、親御さんやご家族と絡むご自分を、よく観察するといいです。
不快だったり憂鬱だったりする人はきっと、今の30歳40歳の立派な大人である自分が、”子どもだった頃の自分” のような反応や振舞いをしているのがわかると思います。

それから、
「自分はこの親に、いまだに よく思われようとか褒められる自分であろうとしている」とか
「この家族の中に入ると、ありのままではいられず、期待される『役割』を果たすことを無意識にやってしまう」とか
「だから自分はこの人たちの前では不自由だし面白くないし疲れてしまうんだ」とか・・・
そんなことに気づくことができたら、大きな収穫と思ってください。

そうしてまた、年明けに、どんなことに気づくことができたか、お話 聞かせてください。
気づいて→→しっかり感じて→→手放す。その繰り返しを やれればやれるほど、痛む過去は終わっていきます。
そのことを信じて、行ってきてください☆

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