お客様がお話しの中で、「神様は乗り越えられない試練は与えない」と言う人が苦手で・・・、とおっしゃいました。
なるほどそうだなぁと思い、私も苦手…というか、その言葉を人に向かって言う人のことを 私はあまり相手にしないかな…と言いました。
それを言う人って、何か辛いことを自分に対して思い切って打ち明けている人を、もちろん励ましたいとは思っているのでしょうが、言われる方からしたら、 “他人事” なんだな、とか、冷たく突き放されたな、とか、そんなふうに感じるだけで、癒されたり励まされたりすることって、あまりないんじゃないかしら・・・。一定の人には届く言葉かもしれませんが・・・。
その言葉を言った人はなぜか、「うん、私、いいこと言った」みたいになって、得意げな顔、清々しい顔をしたりします(苦笑)。困ってしまいますよね・・・。
「神様は…与えない」の言葉は、いまその試練を乗り越えられないかもしれないと感じている人の気持ちを否定してしまうことになるんだ、ということと、たとえその人の身になるのが難しくても、できるだけ解ろうとして話に耳を傾けることが大事なんだ、ということを、理解したい。
改めてそう思ったお話でした。
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