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息子の結婚式

一昨日6日、明治神宮にて息子の結婚式でした。
息子たちは既に5月から一緒に暮らしていますが、新婦Mちゃんのご両親を長崎からお呼びして、本人たちと両家の両親のみ、6人だけで式を行いました。
先週までとは違って涼しく、雲ひとつない快晴のもと、簡素ではありますが、とても厳かで温かい、良い結婚式になりました。

我々親たちも正装しましたが、支度を整えた本人たちと、控室から挙式する奉賽殿まで行列して歩きまして(←名物らしいです)、外国人観光客の方がたくさんいらっしゃいましたので、何百人という大勢の人の向けるカメラと「Japanese style の結婚式を見られてラッキーだ!」「Amazing!」「So beautiful」「Congratulations!」の有難い声の間を抜ける形となり、嬉しかったですが恥ずかしかったです。

じつは明治神宮は、1989年に私たち夫婦が挙式した神社で、以来私は、何かある度に、何もなくても、度々参詣してきました。息子たちが、その明治神宮で結婚式を挙げたいと言ってきたときはとても嬉しかったです。
息子は息子で、仕方なく渋谷や新宿といった人の多い場所に行くと、その “氣” にやられて具合を悪くすることが多いのですが(私どころではないデリケートさです)、そんな時は必ず、神宮の杜で ひと休みしてから帰宅していたんだそう。馴染み深い、お世話になってきた神社だったそうです、知りませんでしたが。

広大な杜のなか、伝統の厳粛な儀式をもって結婚の誓いをし祝福を受ける・・・というのは やはり良いものだなぁと感じました。見えない存在たちも祝福してくれていることが “目に見えた” というミラクルも、幾つも起きました。私は当たり前のように感じ取って見聞きしていますが、そんなものには疎い主人やMちゃんのご両親にも分かるような、素敵なお知らせでした。

堅苦しい儀式というものが好きではない人もたくさんいるでしょうが、私、そして息子は「儀式の型のなかにこそ宿っているもの」をとても好みます(過去世由来)。今回も、その尊さを、ひしひしと感じました。
Mちゃん、そしてご両親も、神宮の広大さに驚いていましたが、式の後、とても良い式だった、こんな体験ができて幸せだった、と喜んでくれていましたので、よかったです。

Mちゃんのご両親とは じつは “結婚式が初対面” になってしまったのですが、式の後の食事会では話が弾み、とても打ち解け楽しくて、普段そんなことは言わない難しいタイプの主人も「初めてお会いした気がしません。今度長崎へ伺いますので是非改めて飲みましょう」とか「ビワを送ってくださいね」とか、意外過ぎることを言うので驚きました。でも、社交辞令を言う人ではないので、本心でしょう。
Mちゃんと息子もそうですが、家同士、ご縁があるとはこういうことなのだな…と、しみじみ思った次第です。

食事会の最後、Mちゃんが手紙を読んだのですが、それがもう本当に心のこもった名文で、親4人、泣かされました。
息子のスピーチも、これまでの紆余曲折(!)に触れ、ちゃんと自分の軌跡を省みて、感謝の言葉と覚悟を語る言葉があり、いつの間にか育ってくれたなぁ…、外で出会った人たちが育ててくれたのだなぁ…と、私も感謝の気持ちで心がいっぱいに満たされました。

Mちゃんのお母さんには別れ際、「Mをよろしくお願いしますね」と、手を取って涙しながら繰り返し言われましたが、同じ母として、気持ちがよーーくわかりましたので、ニッコリ笑顔で「はい!大事に大事にしますね!」「すぐまたお会いしましょうね」「LINEし合いましょうね」と、しつこく言いました(笑)

息子にも、ご両親が不安や心配を払拭して帰れるようにしてあげてね、と言っておきました。今ごろ、息子たちとご両親は、東京観光です。楽しんで帰られるといいなぁ…。

良い記念になる結婚式ができました、という話でした。

 

画像の左下、丸いブーケはMちゃんの手作りなのですが、選んだ材料の「黄色」「若草色」は、Mちゃんのオーラに際立っている色です。だから私には、ブーケの色とMちゃんは同化して見えます。人は、自分のオーラにある色を好むものなんですね。皆さんはどうでしょうか・・・。

 

 

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