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えこひいき されなかった方の子

【臨時休業のお知らせ】
10月25日(水)~11月1日(水)(←予定)、家庭の都合によりお休みを頂戴します。
お客様にはご不便をおかけしますが、何とぞよろしくお願いいたします。

お客様と、親の「えこひいき」のお話になりました。
自分の親は、兄を溺愛し、えこひいき ばかりしていた。大人になった自分は、誰かと親密な関係になりそうになると、途端に気持ち悪くなってその関係を破壊してしまう。そのくせ、いつも、自分は誰にも愛されない、価値のない人間なんだという卑屈なところがある割には、誰かから関心を向けられたい、注目してほしいという思いも強く持っている気がする・・・というお話でした。

精神的に未熟な親(依存的で、子どもに「役割」を求める親)は、一人の子を「えこひいき」することがあります。
自分の親が、自分でない他のきょうだいをえこひいきするのを日常的に目の当たりにする、というのは辛いものです。

ひいきされない、というのは、子どもとしては悲しいし、時には その ひいきされている きょうだいに 妬みや憎しみのような感情を抱いたりすることもあるでしょう。自分は自分のままでは愛されないんだなぁ…という思いを、長く抱くことになることもあるかもしれません。

でも、”問題があるから ひいきされない” のではないです。ぜひ、そう思ってもらいたいです。
通常、ひいきされている子というのは、精神レベルが親と似ているものだし、じつは親から ひいきされた子も、それはそれで、依存的な、もつれた親子関係に引き込まれ、結果的に自立を阻まれたりしますから、大きくなってから幸せとは言い難い状況に陥り苦労する人も少なくありません。

そして、えこひいきされなかった方の子というのは、怪我の功名というところもありますし、もともと精神的に親を超えていることもあって、精神的な自立をしっかりスッキリ遂げることができます。
実際に親元を離れて物質的にも自立しますし、自分で決めた自分の人生を自由に築いていく人が多いと思います。

負け惜しみなんかでなく「あぁ、よかった」と言えることが、本当にあるのです。
えこひいきされなかった方、”じゃない方” の子どもだった皆さん、プラスになっていることがたくさんあることに気づいて「そっか、よかったんだ」と思ってくださいね。

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