昨晩は、大学時代の友人２人と食事をしました。この春、20年余ぶりに再会した３人組です。

「そんなことあったっけか？」「ああそうだった！忘れてたー！」「よく詳細に憶えてるねぇ」などと言い合いながら、それぞれが繰り出す思い出の断片を繋いで楽しみました。ノンストップで喋り続けて４時間超、呆れます。

終盤、1人がポツリと言いました。
「なんだかんだで非常に濃密で輝いた時間だったなぁ。たとえばこの３年のことなんて、誰と何してどうだったなんて、特に言うほどのことがないけど、あの頃ったら、ねぇ･･･」

確かにあの頃私たちは、子供時代と社会人生活のハザマの、スペシャルな期間にあるんだっていうことをそれぞれがなんとなく分かっていて、毎日、見るもの聞くものが新鮮で面白くて、とにかく今を満喫しようとしていたんだな、と思います。
私などは二人と違って、大学の外の活動（主に夜･･･）が忙しくて学業の方はさっぱりでしたが、それでも彼女たちとはほぼ毎日会って、キャンパスで、喫茶店で、公園で、居酒屋で、誰かの家で、旅に出た先で･･･、相当な時間、話をしていました、昨晩改めて気づいたことですが。

同窓会で会って懐かしみました、というのとは違って、ここへきてまた近づいて交流することになったんだなぁ･･･、ということが、なんとなくわかりました。
くっついて過ごし、離れて歩いて、また会って･･･、こんな素敵な縁もあるのだなぁと感謝した夜でした。

再会２度目にしてやっと、LINEのグループを作ったのですが（おばちゃん･･･）、便利な時代だわぁ、あの頃の連絡といったら･･･などと言ってまた笑い、よかったよかった、と別れました。
「次回は温泉に行かない？」「思い出の熱海！」「集合はここ東京駅！」と、そんなことにもなりました。