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子どもに失敗させることは大事

子育て中のお母さん方のお話を伺っていると、子どもには失敗をさせたくない、という思いの強い親御さんが多いことを感じます。
小さな子どもが傷ついたら可哀相、私の心も痛む、できるだけ成功体験を積ませたい、ということでしょう。

でもやはり、長い人生で、人は必ず失敗しますし、それは決して悪いことではなく、受け止め方次第で必ず、学びになり糧になり転機として生きるものだということを、私たちは知っているはずです。

だから、根気が必要だし、ときに自分の度胸や勇気が問われることもありますが、子どもには、失敗しないように教えるのではなくて、「失敗をどう受け止めるか」「失敗した時にどう立ち上がるか」を教えてあげたいものだと思います。

私も、娘(30歳)と息子(28歳)を見ていると、もっと失敗させても良かったのだな、下手に庇ってしまったなぁ、という反省が多々あります。
逆に、失敗しかけている子どもを見ていて、内心(うわぁ、えらいことになるかもしれないなぁ)と思いつつ腹を括って見守ったことや、失敗して落ち込む子どもの傍らで一緒になって心を痛めたりしたこともあったわけですが、それらはどれも、彼らにとって、とても大切な尊い経験になっている・・・、そう分かることが、たくさんあります。

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