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弱音は、吐く相手を選ぶ

人に弱音を吐かれたり相談されたりしたときに、躊躇いなく「正論」を言う人というのがいます。
そういう人は、”いいこと言って” 涼しい顔をしてますね、あるいはイキイキとしていますね、得意げです(苦笑)。

でもあなたが、
「困ったな、どうしたものか…」
「弱っちゃったな…」
ということを誰かに打ち明けたとき、あなたが欲しいものは、まずは「共感」でしょう、「正論」ではなくて。

人から本音、弱音を告白されたときに、相手を思い遣ることなく正論を語るような人に、自分の大事な話をしてはなりません。
誰にでも大変なことはある、だとか、もっと辛い人もいる、だとか、そういう雑で愛のないことを言う人にも、自分の柔らかくて弱っている心を見せてはいけません。

ジャッジや解決策の提示を急ぐことなく、ただ寄り添って味方で居ようとしてくれる人・・・、そういう人を求めてほしいと思います。そしてそういう人との関係を、大切にしてほしいと思います。

弱音はどれだけ吐いてもいいと思います。吐きましょう。
実は大きな問題を抱えていて相当弱っているはずなのに、無理をして元気に振る舞っていたり、弱っていることを自覚していない・・・というほうがマズいです。

ただし、「弱音は相手を選んで吐く」。
それができる相手を見つけられるようになること、そういう “人を見る目” を養っていくことは大切です。

周囲にそういう人がいない、というなら、もしかしたら 住む世界 を変える必要があるのかもしれません。
どんな人と繋がってどんな世界に生きていきたいのか…。繰り返し自分に聴いて、答えを貰ったら、それをちゃんと願っていきましょう。自分の人生です。

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