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ノートを使う人は確実で早い

認知行動療法などを利用されていて、出来事のメモや観察、考察を書くことを “次のセッションまでの宿題” にしている方には、それ用のノートを1冊、用意していただくのですが、
そうでない方でも、ノートを活用して、どんどん成果を出していく方がいます。

セッションで私に話したい項目を書いてきて、その後、セッション中に心に留まったこと、湧き上がった気持ち、考えてみたことなどを綴って読み返している、という方、
あるいは、郷家推奨(!)ということで「これまで言えなかった親の悪口、恨みつらみを殴り書く、書きまくる」ためのノートを作る方、
上の認知行動療法ほどしっかりやっていくのではないにしても、日々困っている出来事と、それが起きた時の自分の反応や考えてしまうことを書きつけておいて、それをセッションで取り扱うことで、自分のクセや課題を明確にしていく方・・・
と、それぞれですが、いずれにしても「ノートに書く」ことを続けていくのです。

一枚ずつのバラバラの紙ではなくて綴じられた紙(=ノート)なのがミソです。ときには、酷い言葉を書き殴って、ビリビリに引きちぎって燃やす!みたいなことをやってもらうこともありますが、それは別として・・・。

その都度その都度、心に浮かぶもの、頭を占拠しているものを語る・・・。それはそれで、それさえこれまでは出来なかった・・・という方にはとても価値がありますが、それだけだとどうしても、ふわふわ、ゆらゆらと揺れ続け停滞を続け、「変われた」「進むことができた」という実感を得にくいです。

というわけで、今年は本気で取り組んでみよう、という方は是非、お気に入りのノートを1冊用意して、使ってみてください。おススメします。

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