可愛がられて育ち 健全な自尊心を持っている人は、困り事、悩み事を、いい人にささっと打ち明けたり力を借りたりすることができますね。

一方、人に相談することや頼ることに、とても抵抗感を持っている人、苦手な人もいます。
よほど、そうすることを良くないことだと思い込んでいるか、そうしようと思って実行に移したら嫌な目に遭った…という体験をしているのでしょう。
「甘えること」に慣れていないばっかりに、そうすることをすごく心地悪く感じる人もいると思います。

でも、何か特別な状況（独りで完遂することに意義のある何かに取り組んでいるときとか…）以外ではやっぱり、その都度 頼ることのできる “誰か” 、力になってくれそうな “誰か” の顔が思い浮かぶようだといいなぁと思います。

その方が、暮らしや人生が豊かにハッピーに展開、拡大していくものだし、「他人を頼らないこと」より「他人を頼ること」の方が難易度高くて「他人を頼れない人」より「他人を頼ることができる人」のほうが大人です。

頼る、甘える、にも “上手い下手” があって、やり慣れていない人は上手にできなかったり「なぜ、よりによって、そんな人を頼っちゃったんだろ…（無理ですよ、その人は…）」みたいなことをしてしまうんだけど、
それをやっちゃうと「ほらね、やっぱり、人なんて頼るもんじゃないんだ」って懲りてしまうかもしれない。

でも、そうであっても、「人を頼ることができる人になろう」「いろいろな人の力を借りながら、真の大人に成長していこう」と思っていてほしいと思います。

助けてくれない人もいる、でも助けてくれる人もいる。
相談しなけりゃよかったと後悔することもある、でも相談してほんとによかったと思う体験もある。
そんな感じで少しずつ、人を頼れる人になっていったらいいと思います。

それが出来るようになるということは、ほかならぬ自分のことを信頼できるようになったということだし、
そういう人はきっと、誰かに力を貸せる人です。

いいですよね、それ☆