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自分を嫌いだと生きづらい

メンタルが弱い、凹みやすい、という人は、すぐに極端な結論を出して話を終わりにしてしまうところがあります。

何かうまくいかなかったり、何かに挑戦して失敗したりすると、自分は本当にダメなやつだ、どうしようもない、こんな自分にウンザリだ・・・という調子、もうコテンパンです。
早々と結論を出してしまうので、周囲の優しい言葉も ためになるコメントも、心に届きません。

「ダメな自分も自分」「よく頑張ったよね」と自分に寄り添うことが出来ないのですが、それは、そうすること(自分に優しいこと)なんて良くないこと、と思っているか、そもそも、「寄り添うって、なに?」・・・と、理解していないのでしょう。
これは、寄り添われた経験の足りなさと、「慈しむ」を「甘やかす」だと思い込んでしまっていることが大きな原因だと思います。

育児でも、昔は「抱き癖がつくから、やたらと抱っこしてはいけない」なんて言いました。今は「できるだけ抱っこしてあげましょう」に変わりました。
大人の自分を育てて健やかでいられるようにするにも、やっぱり、厳しく責めたり非難したり裁いたりしてしまうより、認めて褒めて無条件に受け入れていかねばならないと思います。

「生きづらい」と言っている人は、自分のことが嫌いだと思います。
自分を嫌いだと生きづらいのです、当たり前なのですが。

ですから、いきなり「私は自分が好き♪」とはならないでしょうが少しずつ、あんな自分、こんな自分、どんな自分も ぜんぶ自分・・・と、いつなんどきも自分(ダメな自分、気に入らない自分)のことを、見放さず見捨てず、大らかな優しい気持ちで面倒みていく、と決めましょう。
「自分のこと? まぁまぁ好き」くらい言えるようになる頃には、やたらと凹む…みたいなことはなくなって、結構 生き易くなっているはずです。

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