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納得できていないなら「感謝」することはない

【臨時休業のお知らせ】
私事ですが娘の第2子出産に伴いまして、以下の期間、お休みを頂きます。
  期 間:3月25日(月)~4月末日(予定です)
なにぶんにも不確定な出産日に合わせての休業予告です。ご継続中のお客様には個別に日程調整のお願いをさせていただいておりますが、初めての方、お久しぶりの方にも、お問合せいただきましたらその都度、ご案内、ご相談をさせていただきたいと思います。
また追って休業期間の変更などがあればお知らせいたします。
何とぞよろしくお願い申し上げます。

「感謝してるんです。だから、こんなこと言うべきじゃないのですが・・・」
「ありがたいとは思っています。でも本当は、納得できていない自分がいて・・・」

そういう言葉をお聞きすることがあります。
感謝している、有り難く思っている、だ・け・ど・・・、とお話が続くのですね。
この場合、その方にとって大切なのは、感謝している、ということではなくて、”でも” “だけど” の後に続く内容です。

ほんとうの「感謝」というのは、心から湧いてきて自分を満たしているような、純粋な “ただ、それだけのもの” であるはずです。
だから、そうではないのなら、無理やり、常識 や 正しくて美しい心掛けとしての言葉 として「感謝しています」なんて言うことはないんじゃないかと思います。

もちろん、社会人ですから、礼儀としての、言葉だけの「感謝」というのも 必要な場面はあるでしょうが、「感謝」で自分の本心を覆い隠したり抑圧したりしない方がよいと思うからです。
本心を、「感謝」で誤魔化し続けて無かったことにしようとしても それは無理で、心の中に積もっているはずなのです、しっかりと。

“言うべきじゃない” ことであっても、 “思うことすら自分に許さない” ようなものでも、自分ではきちんと理解しておきたい、”耳を傾けて本音を聴き取る習慣” は つけるようにしたい、と思います。
自分が自分の本当の思いに気づいていることって、なかなか難しいことですが、練習して だんだん上手になっていったほうがいいです。

学校では、「感謝の気持ちを持ちましょう、伝えましょう」とは教えるかもしれませんが、「感謝のかげに隠した自分の本音に気づきましょう」なんて教えないですね。でも、とっても大事なことだと思います。

そういえば、うちの子たちが幼稚園や小学校へ通っていた頃(四半世紀前)、先生が、言葉だけの「ありがとう」や 納得できていない「ごめんなさい」を言うことを強制して、表面的に一件落着とする、ってやつがありましたが、今もやらせているのかしら・・・。
あれ、よくないなぁと思ってました、いま思い出したのですが・・・。

 

 

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