*「対面セッション休止」延長のお知らせ*
7月21日(水)より 銀座での対面セッションを休止しておりますが、新型コロナ感染症の流行の状況を考慮し、引き続き「対面セッションは休止」とさせていただきます。
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昨日の朝ドラ『おかえりモネ』。
さんざん周囲を、そして視聴者を、やきもきさせてきた主人公の百音(清原果耶さん)と菅波先生(坂口健太郎さん)でしたが、昨日は菅波先生が、不器用で誠実な、先生らしい告白を百音にしました。じれったい思いで見守ってきた視聴者が狂喜・悶絶しているのをTwitterで見ました。幾つもの言葉がトレンド入りしてました。
菅波先生の、「あなたの痛みは僕には分かりません。でも、分かりたいと思っています」という言葉がとても素敵でした。
数日前、たまたまお客様と、「別々に生きて来た相手の気持ちなんて分からない」「人は分かり合えない」について、話していたところでした。
私は、簡単に「あなたの心の痛みはよく分かる」とか「私たちは理解し合ってるはず」と考えてそれきりにしているなら、そこには誤解や勘違いがあるに違いないのに解いていかれない、心の関係はきっと深まっていかない。そういう意味では「人の気持ちなんて分からないものだ」を関係の始まりのところに置くのはいいかもしれない。でも、「分からない」でお終いにせず、そこを始まりにしてほしい、大切に思う人のことなら「分からないけど、分かりたいと思う」から始めたらいいと思う、とお話ししました。
だから、昨日の菅波先生の台詞には共感しました。
初めに登場した頃の菅波先生は、いかにも理系男子で理屈っぽく非社交的でした。
でも、登米の診療所勤めで出会った人たちや百音との関わりを通して、先生は少しずつ、心を開き人と心を通わせるようになっていきました。先生は過去に、自分のせいで患者の人生を狂わせてしまった、という体験をしていて傷ついている人でしたが、登米での仕事や、なにより百音(若く愛らしいのに聖母みたいなところがあります…)との関わりが先生を変えていった…、
そこをじっくり丁寧に描いてきたからこそ、昨日の、2人が思いを伝え合い、先生が百音の手を引きハグをするシーンは、応援してきた視聴者にとっては、喜びひとしおの場面になったと思います。
「#俺たちの菅波」というワードがあって定期的にトレンドに入るんですよね。笑ってしまう。
菅波先生、愛されてる。演じている坂口健太郎さん、いい役者さんですね。
今週のお話は、副題が「若き者たち」でしたが、若き者たちの心の痛みや、幼馴染みの仲間というものの素晴らしさや、甘酸っぱい恋…、たっぷり見せてもらいました。
誰かが「神回続きだった」「神週だった」と言っていましたが、ほんと、おもしろかったです。何度か泣かされました。
あとふた月かな、楽しみに視聴しようと思っています。
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