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カフェで、居酒屋で、電車のなかで・・・
誰かと誰かがおしゃべりしているのを聞いていてよく思うこと。
私たちは、人の話を聞いているとき、
つい、自分の見解、意見を言いたくなってしまい、言ってしまいます。
「わかるわかる。でも、それってさ・・・」
「そんなの〇〇しちゃえばいいじゃない?」
「私だったら、こうするけど?」
でもほんとは、それを言うのは待って、
・・・というか、そういうふうに “何を言ってやろうか” という態勢をとらず、
相手が話していることに 耳を傾けることができるといいです。
できるだけ、話をしている人の身になって、
(そうか・・・、そんなことがあったんだね・・・)
(それは大変だなぁ・・・)
(さぞかし悲しかっただろうなぁ・・・)
というふうに。
話している人は (もちろん、ただ口から出してしまえればそれでいい・・・という場合もありますが)、
自分でも気づいていない 〈大切なもの〉 のことを言葉にしているときがあります。
だから聞いている方は、それを自分の価値基準に照らしてバッサバッサと成敗し、流してしまうことのないようにしたいです。
何を言ってやろうか、どう解決しようか、と構えるのでなく、
まずは相手の身に寄り添って、ひたすら話に耳を傾け、共感する…
これは自分自身への態度と同じですね。
基本にして最重要なことです
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