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「話し合い」ができるかどうか

交際相手、結婚相手についてのご相談を伺っていてよく感じるのは、「そのお相手とは《話し合い》ができないのだな…」ということです。

私は、交際相手でも結婚相手でも「腰を据えてちゃんと話し合いをすること」ができる人を選ぶのは大切、と思っています。
何も問題が起きていないときは “魅力的な恋人” と感じられる人でも、”普段は優しい夫” でも、長くやっていれば “何かあった時” が大事なわけで、いざという時に腰を据えて話し合うことができないような人では、そのパートナーシップは 自分の生活・人生に大きく関わってくると思うからです。

一般的には…ですが、女性は気持ちを語りたがるのに対して、男性は早く解決したがるものなので、とかく行き違うし揉めるし互いに不満になることはあると思います。
でも、ちゃんと話し合った方がよいことというのは確かに在るわけなので、そんなとき、必ずめんどくさがって逃げてしまう…というような相手では、ちょっと生き暮れた気持ちにもなるというものでしょう。

でも、性差やら生まれ育ちの違いやら、自分とは異なる人とのパートナーシップです。やっぱり、時間をかけて心を傾けて、話し合いをするというのは必要。そう心得て、相手にもそう心得てもらって、話し合いから逃げないで、ちゃんと聴いてちゃんと伝えて、出したり引いたりしながら考え直して擦り合わせて、自分には重大なことじゃなくても相手には重大なのだなと思ったらそこは尊重して、少しずつ、「大切な相手だから大切にする」関係を、つくっていけたらいいですね、そう思います。

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