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外してみるまで気づけない

このところ、なんとも言えない微かな憂さと重さがありました。
ときどき原因を探ってみていたのですが、見つけられずにいました。

それが昨日、日常の あること を解決するための名案をひとつ思いついて、解決への道筋がふと見えた気がしたことにほっとしたら(安堵の息を ふーっと吐きました)、そのとき、この半月ほどの憂さ・重苦しさが ぱーーっと たちまち消えていくのがわかって、あらま、と びっくりしてしまいました。

それは家のことで、 “些末な” ことで、私が独りで考えて独りで片付けようと思っていた “いつものこと” だったので、それが自分の心身の負担になっていたとは思っておらず、気づけなかったのです。

私は、プライベートでは大抵のことを「これくらいは私がやっとけばいいんだ」「どうせ誰も力になってくれない」と思って処理することを当然のことにしてきたけど、そしてそれを「別にどうってことない」と思ってきたけど、そういうのをひとつ、もう止めてみようと決めただけで、この心身の軽さ・・・!

なるほどなぁ・・・、そうなんだなぁ・・・

きっと身体はいつも教えてくれてるはずなんだけど、なかなか訴えに耳を傾けられず、常に無理を強いているんだろうなぁと反省しました。

「慣れ」というもの。「常態」にしてきたこと。

あ、犬猫がケガをして病院で手当てをしてもらうと、「エリザベスカラー」というのを装着されることがありますね。
傷口を舐めてしまわないよう、ハメるわけなのですが、あれ、暫くは鬱陶しがって外そうとしますが二日もすると慣れてしまって、体の一部になったかのように気に留めなくなります。

・・・・・・ああいうことだわ、と思いました。
ハズしてみるまで気づけなかった・・・という出来事でした(苦笑)

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